雪浦の鬼火焚き 「明けましておめでとうございます」

明けましておめでとうございます。暖かい穏やかなお正月でした。

雪浦は、中区、南区、西区、北区、河通、奥浦、幸物、小松と小さな部落に分かれています。

お正月、それぞれの部落で、鬼火焚きが行われます。日にちも時間も、部落ごとで違います。

私の住んでいる中区では、3日の8時から、鬼火焚きが始まりました。

(私が引っ越してきた14年前は、朝の6時から始まりました。部落の人と、真っ暗な中で、真っ赤に燃える火を見つめていると、なんだかとっても神聖な気持ちになり、新しい年が始まったんだ!!と、気が引き締まりました。なかなか朝6時には、人が集まりにくいということで、今では、8時からになっているようです。)

時間になると、部落の人が集まりだします。「あけましておめでとうございます。」「ああ、どうも…今年も、よろしくお願いします。」

年の初めの最初の部落の行事です。

門松や昨年のお守りやお札を投げ込んで、一年間無事に過ごせたことを感謝します。

時々、竹が、パーンと大きな音を立てます。昔は、子どもたちが、この音に合わせて、「おんのほねー」と、叫んだそうです。

知った人ばかり・・・、ああ、家族がこんなにいたんだ・・・と、なんだか安堵しながら、温かい火にあたります。私は、この鬼火焚が好きです。

それぞれ持ち寄ったシートや椅子を並べ、網に、お餅やソーセージ、ハムなどを並べ、鬼火の灰で焼きます。

縁起のいい鬼火にあたって、鬼火で焼いたお餅を食べて、お酒も入って、みんな穏やかに笑っています。きっと今年も、いい年になります

少し離れた田んぼでも、北区の鬼火焚が行われていました。

9時半ごろには、このように、すっかり燃えてしまい、皆さん、ぼちぼちと少しづつ、お家に帰っていきました。

「どうぞ、今年もよろしくお願いします。」